ゆらゆら ながれるように

毎日を楽しくすごくための心の整理

子供を連れていく母性とエゴ

子供が産まれてから

子供のことを考えると漠然と死が怖くなった

1人、暗闇で母乳をあげながら怖くなる

この子が成長したときの未来が

明るくありますようにといつも願った

 

死の恐怖は母性から来るのかわからない

子供のために存在しないといけないと

そんな風に思っていた

 

子供には母親が必要とよく聞くけれど

何か根拠があるのかどうなのか

もし、両親どちらか1人と暮らすなら

愛してくれれば

父でも母でもどちらでもいいんじゃないかと

そんな風に思っている

 

相手は子供にとってはいい父親だった

子供のことも愛していたと思う

私が子供を育てたほうが絶対的に良いとは

正直言い切れない

どちらがより愛していたかなんて測れない

 

私が家を出たとき

子供を置いていくという選択肢は全くなかった

子供を残しては出られなかった

 

子供のことを愛していたから

それと

子供を置いていく母親になりたくなかった

連れていくことは、ある意味私のエゴだった

もしかしたら、子供は父親といたほうが良かったのかもしれない

でも、私は子供を連れて出た

 

子供に選択肢はない

私が勝手に連れて行ったエゴと

母親だから子供を置いて行けない

潜在意識のような母性

 

母親と離れても、父親と引き離されても

どちらも子供を悲しませる

 

同じ悲しさなら母親といた方がいいと思った

子供には母親が必要だと思いたかった

ただただ、子供と離れたくなかった