結婚から離婚までを振り返る③
友人の紹介を経て、ラインをすることになった
あまり覚えていないけど、多分、どんな仕事をしているのかとか、どんな音楽、テレビが好きかとか、そういうお互いを知り合うようなやり取りをしていた
お互い好意的な感じだった
でも、顔は見えていない
もしかしたら、顔を先に見ていたら相手の眼中には入ってなかったかもしれない
ラインのやり取りが1ヶ月くらい続いたけど、向こうは会おうと言ってこなかった
写真を送り合ったことはあるが、実物に近いけどそれなりに写りのいい写真を送った
どういう反応だったかは覚えていない
相手がそれなりにイケメンであることがわかった
私はこのままやり取りをして、直接姿を見て関係が切れると傷つく気がしたし、終わるなら早い方がいいと思って、会うことを提案した
食事に行くことになった
ラインをしていた延長というか、向こうはすごくよく喋る人だったので、全く会話に困らなかった
早口でよく喋ることに圧倒されたことは覚えている
食事の後、場所を変えて、また話をしていた
尊敬している人はいる?と聞かれて、私は偉人とかそう言うのを知らなかったし、親と言ったら好印象かな?という悪知恵もあって、両親と答えた
どうも、相手が求めていた答えだったらしく、自分も両親を尊敬しているのだと話しが続いた
確かに私は親を尊敬しているけど、ありがたいと思う普通の感覚だった
多分、相手が思う親に対しての尊敬と比べたら、多分尊敬とは言わない感情な気がする
今は結婚したくないと思う人もいるけど、という前置きの元、お互い結婚願望があるということも、認識した
その2つが印象的な会話だった
家に帰って、とりあえずのラインは送った
相手が、実際に会ってみてやっぱり無理と思ったかもしれない
次会う約束がなければ、もう終わりだなと覚悟していたので、相手がフェードアウトしやすい余白を作った
私はというと、タイプの顔かと言われるとわからないけど、見た目がイケメンでびっくりした
今まで友達になるようなタイプの人じゃなかったから新鮮だった
沈黙もないし、話しやすいし、なんとなく楽な印象があった
私から断ることはない、一緒にいたら楽しそうだなと思った
結局、次会う約束も決まり、付き合うことになった